栄本部長が明言 東京五輪「一番なら吉田使う」
日本レスリング協会の強化本部長で至学館大学レスリング部監督の栄和人氏が7日、都内で行われた「日本ベスト・カー・フレンド賞2016」の授賞式に出席し、現役続行を表明したリオ五輪女子53キロ級銀メダリスト吉田沙保里選手について「東京五輪では一番強い選手を出すべき。そのときに吉田が一番なら吉田を使うし、ダメなら若い選手」とコメントした。
吉田選手には同大のコーチ就任を要請していると報じられているが、この日も「選手兼コーチとして指導しながら、まだイケると思えば頑張ればいい」と自身の考えを示した。
同賞は車のある生活を楽しみ、車産業の発展、車文化の醸成に貢献していると思う著名人を、演出家のテリー伊藤らが選考。栄本部長の受賞についてテリーは「リオ五輪を見ていて、レスリング代表のみなさんをワンボックスカーに乗せて運転している姿を妄想して“日本一ワンボックスカーが似合う男”に認定した」と理由を説明した。
ジャージー姿で登壇した栄本部長は「みなさん、今日は光ってますか?」と笑いを誘うと「選手がケガをしたときに病院に連れて行ったり、合宿に行くときに運転したり」とレスリングに密着した自身のカーライフを告白した。