東京五輪、リオ視察で課題公表 仮設会場は地震への備え必須

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の各担当局長らが8日、8月のリオ五輪視察で感じた大会準備、運営の課題などを公表した。福島七郎会場整備局長は東京の仮設会場の観客席はリオ五輪同様に金属製の骨組みの簡素な構造とする方針を明らかにする一方で、地震や台風への備えが必須になるとの認識を示した。

 リオではコストカットが進められたが、バレーボールなど3会場で開幕前に床の整備不良などトラブルも生じたという。森泰夫大会準備運営第1局次長はコスト削減では慎重な検討が必要だとし、選手の宿泊、輸送、飲食の各分野でのサービス充実やボランティア教育は重要との考えを示した。

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