秋場所2日目までの取り組み決まる 綱とり稀勢の里は初日隠岐の海戦

 「大相撲秋場所」(11日初日、両国国技館)

 日本相撲協会は9日、秋場所の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。綱とりに挑む大関稀勢の里は初日に平幕隠岐の海、2日目は先場所敗れた小結栃煌山と当たる。2場所連続9度目の優勝を目指す横綱日馬富士は小結魁聖と初日に対戦する。十両以上では白鵬、腰痛の平幕逸ノ城、左アキレス腱断裂の十両豊ノ島が初日からの休場を届け出た。

 稀勢の里は、都内の田子ノ浦部屋で四股、すり足などの基本動作と立ち合いの確認を行った。初日に対戦する隠岐の海は過去16勝2敗と圧倒しているが、深い懐には警戒が必要。2日目の栃煌山には22勝14敗と苦しめられており、先場所は突き落とされて綱とりを逃がす要因になった。

 それだけに「上位にきている人は油断できない。気を引き締めていかないと。やるだけ」と冷静に状況を見据えた。

 3場所連続となる綱とりの条件は、とにかく初優勝。「もちろんそういう(優勝)つもりでね」と、自分に言い聞かせるように話した。

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