吉田沙保里、代表コーチ兼任へ レスリング、現役は続行

 リオデジャネイロ五輪レスリング女子53キロ級銀メダリストの吉田沙保里が、2020年東京五輪へ向けた女子日本代表のコーチに加わることが9日、明らかになった。選手兼コーチとして現役を続けながら、後進の指導に当たる。26日の日本レスリング協会理事会で正式に承認の運びとなる。吉田は「コーチをしながら、自分の道を決めていきたい」と話した。

 10月5日に34歳となる吉田はリオ五輪で日本選手団の主将を務め、4連覇に挑んだ決勝で惜敗して銀メダルだった。去就については早期の引退の可能性を否定し、東京五輪には「出られるなら出たい」と現役続行への意欲を示していた。

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