錦織、第3セットも落としリード許す 全米オープン準決勝
「テニス・全米オープン」(9日、ニューヨーク)
男子シングルス準決勝で、世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が、同3位のスタン・バブリンカ(スイス)と対戦。セットカウント1-1で迎えた第3セットを4-6で落とし、後がなくなった。
錦織は第1セットを6-4で先取したが、第2セットは5-7で落とした。第3セットは、第4ゲームでブレークされる苦しい展開。それでも第7ゲームでブレークバックに成功し、粘りを見せた。しかし4-5で迎えた錦織サーブの第10ゲームで、ジュースの末にセットポイントを握られると、最後はバブリンカのパッシングショットに飛びついたがアウトとなり、このセットを奪われた。
バブリンカとは6度目の対戦で、過去2勝3敗と負け越している。しかし直近の対戦である7月のロジャーズ杯(カナダ)準決勝では2-0でストレート勝ちしている。
錦織は2014年の全米オープンで決勝進出。4大大会シングルスでは、男女を通じて日本選手初の決勝進出となった。今大会は2年ぶりの決勝進出、そして日本選手初の4大大会制覇を目指す。