名古屋市が2026年夏季アジア大会の愛知県との共催案を白紙撤回した問題で、名古屋市の新開輝夫副市長と愛知県の中西肇副知事は12日、東京都内の日本オリンピック委員会(JOC)事務局を訪れ、共催に向けた協議を再度進める意向を竹田恒和会長に伝えた。
新開副市長は報道陣に対し「議会への説明等、手続きを踏んだ上で、もう一度共催に向けて最善を尽くしていきたい」と語った。竹田会長は「前向きにまとめたいという気持ちは伝わった」と述べた。JOCは13日の理事会で国内候補都市とするかどうか審議する。開催都市は25日のアジア・オリンピック評議会(OCA)総会で決まる見通し。