錦織と組んだ杉田「尋常じゃなく緊張」 日本、ワールドグループ残留

ダブルスのペアを組んだ杉田祐一(右)と攻め立てる錦織圭=大阪市西区の靱テニスセンター(撮影・北村雅宏)
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 「男子テニス国別対抗戦 デ杯ワールドグループ入れ替え戦 第2日、日本-ウクライナ」(17日、大阪市靱TC)

 ダブルスが行われ、世界ランク5位の錦織圭(26)=日清食品、杉田祐一(27)=三菱電機=組が、6-3、6-0、6-3でストレート勝ちした。日本は前日のシングルスに続いて3勝0敗として、早くもWG残留を決めた。

 大会2日目にエース錦織がようやく登場した。杉田とは即席ペアだったが、第1セットから3度ブレークするなど互いの長所であるリターンがさえた。わずか96分間の完勝劇に「初めて組んだけど、2人とも調子がよくて、いいプレーができて最高にうれしい」と胸を張った。

 前日の若手2人による殊勲の連勝劇に発奮した。「タフな試合で、格上に勝ってつなげてくれたのは大きかった」。最後はエースが面目躍如を果たし、「最後に勝った人が一番(笑)。いや、チームの勝利が一番ですね」とジョークも飛び出した。

 ストローク戦や前衛でのボレーで何度も光るプレーを見せた杉田は「錦織さんと組むプレッシャーとダブルスはあまりやってないのとで尋常じゃなく緊張したけど、コートでは爆発できたかな」と胸をなで下ろした。18日は28歳の誕生日とあって、会場全体がバースデーソングで祝福。「28歳だけどまだまだこれからだと思うので、自分をアピールしていきたい」とさらなる活躍を誓った。

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