18歳・大坂が快勝8強入り 格上ねじ伏せた
「女子テニス・東レ・パンパシフィック・オープン」(21日、有明テニスの森公園 )
シングルス2回戦で大坂なおみ(18)が第6シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に6-2、6-1で快勝し、ベスト8入りした。リオデジャネイロ五輪金メダルのモニカ・プイグ(プエルトリコ)は第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)に1-6、6-4、6-4で逆転勝ちし、準々決勝に進んだ。
男子並みの時速190キロ台のサーブとパワフルなショットを武器とする世界66位の大坂が、2014年全豪オープン準優勝のチブルコバに完勝した。「顔には表れていないと思うけど、すごくうれしい」と言うと、冷静さを保っていた表情を少し緩めた。18歳のホープが世界ランク12位の実力者を手玉に取る姿に、客席から何度も感嘆の声が漏れた。