みうみまペア、ブランクを痛感 伊藤美誠「プレーが悪すぎた」
卓球女子ダブルスで14年グランドファイナル優勝の平野美宇(16)=エリートアカデミー、伊藤美誠(15)=スターツ=の「みうみまペア」が22日、アジアジュニア選手権(バンコク)を終えて成田空港着の航空機で帰国した。
8カ月ぶりのペア復帰戦はちぐはぐに終わった。2回戦で初対戦の中国ペアに惨敗。伊藤は「相手どうこうというより、自分たちのプレーが悪すぎた」と唇をかみ、ダブルス自体も1月の全日本選手権以来だった平野は「足やタイミングがバラバラで合わなかった」とブランクを痛感していた。
中学時代に史上最年少でワールドツアーを制した同級生ペア。世界一のコンビワーク再生へ、平野は「今までは個々の力が強くなかった分、ダブルスの力で戦っていたけど、今は逆に個々の力しかない感じ。もっと練習しないと」と危機感。伊藤も「(感覚を取り戻すには)また一からやっていかないといけない」と再スタートを誓った。