丸川珠代五輪相は23日、2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)の建設予定地を初めて視察し「国民が私たちの国らしい五輪のスタジアムだと思っていただけるようなものにすることが、大会の成功に向けて重要。しっかり取り組みたい」と述べた。
10月からは現場周辺の囲い設置など準備工事に着手し、12月には本体工事が始まる予定。雨の中、担当者の説明に熱心に耳を傾けた五輪相は「これからきちんと間に合わせてつくっていくことが非常に重要。丁寧に進捗状況を確認させていただく」と19年11月の完成に向けて工期順守を課題に挙げた。