大坂初Vならず 敗戦も世界50位入り、一流選手へ着々

 「女子テニス・東レ・パンパシフィック・オープン」(25日、有明コロシアム)

 世界ランキング66位の大坂なおみ(18)は元世界1位のキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に5-7、3-6で敗れ、ツアー初優勝を逃した。95年のクルム伊達公子以来、日本勢21年ぶりの優勝はならなかった。ウォズニアッキは6年ぶり2度目の優勝。今季ツアー初となる通算24勝目で、賞金19万3850ドル(約1960万円)を獲得した。

 大坂は第1セット中盤以降に精彩を欠いた。武器とする強力なサーブも影を潜め、守備力の高い相手を崩せなかった。それでも今大会では世界20位以内の選手を2人破る快進撃を見せ、「負けたけど、決勝へ進めてやっぱりうれしい」と笑顔。昨季終了時点で203位だったランキングは50位以内に上がる。世界的なマネジメント会社のIMGとも契約。着々と一流選手への階段を上っている。

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