宇良、骨折していた 既に手術 全治3カ月 巡業は全休 九州場所は出場見通し

 大相撲の十両宇良(24)=木瀬=が、左手舟状骨(しゅうじょうこつ)骨折のため全治3カ月の重傷であることが3日、明らかになった。

 舟状骨は手首を動かすときに中心をなしている骨と言われ、手首を地面に強打したときに骨折する場合が多い。この日、日本相撲協会が秋巡業の休場者を発表し、白鵬ら14人の中に含まれていた。

 秋場所2日目の青狼戦で負傷し、最終的には6勝9敗。場所後に都内の病院で手術を受けた。九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)には出場できる見通しだが、師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)は「場所中からずっと痛めていたからね。骨と骨がくだけていたようだ。手術をして骨をボルトでつないでいる」と、重傷であることを明かした。

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