競泳女子「銅」の星が引退表明 バタフライで五輪2大会連続

 2012年ロンドン五輪と今夏のリオデジャネイロ五輪の競泳女子200mバタフライで2大会連続の銅メダルに輝いた星奈津美(26)=ミズノ=が4日、東京都内で記者会見し、現役引退を表明した。「競泳は自分自身そのもの。夢を持っていろいろなことを経験できた」とすがすがしい表情で語った。

 今後は所属先にアシスタントコーチとして残る。思い出のレースにリオ五輪の決勝を挙げ「今までで一番長く感じた。最後のひとかきまで力を込めて、出し切ってタッチできた」と語った。

 甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドー病を抱えながら活躍を続け、五輪、世界選手権とも3大会連続で出場した。

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