豪栄道綱とりへ「一日も無駄にしない」 秋巡業スタート、大歓声「励みに」

 大相撲の秋巡業が5日、千葉県匝瑳(そうさ)市で始まり、9月の秋場所で初優勝した大関豪栄道(30)=境川=がひときわ大きな歓声と拍手を浴びた。四股などの基礎運動をこなし、ぶつかり稽古では幕内千代翔馬に胸を出した。「励みにしたい。一日一日無駄にせず、徐々に(調子を)上げていけるように努力したい」と自覚十分に話した。

 11月の九州場所で初の綱とりに挑む。夏巡業で十分な稽古を積めたことが秋場所での好結果につながり「(本場所がない)偶数月にしっかり稽古しないと結果は出ない。精いっぱいやって九州入りしたい」と表情を引き締めた。

 横綱、大関陣のうち、朝稽古で相撲を取ったのは大関稀勢の里だけだった。秋場所で10勝を挙げて九州場所が大関とりとなる関脇高安は幕内大栄翔らと15番手合わせをした。「(多くの)番数を取って、体力をつけたい」と意欲的だった。巡業は30日まで22日間開催され、9月に右足親指の手術を受けた横綱白鵬は当面、休場の予定。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス