男子テニスの錦織圭(日清食品)が、出場を予定したマスターズ上海大会(9日開幕)を欠場することになった。左臀部の筋肉に軽い張りがあるためで、6日、マネジメント会社が発表した。
世界ランキング5位の錦織は東京で5日に行われた楽天ジャパン・オープンの2回戦で故障し、第1セット途中に棄権。関係者によると、その後検査を受け、完全に症状が消えるまでに10日ほどを要する見込みだという。試合後の記者会見では「急にきた痛み。臀部でこんなに痛くなるのは初めて」と説明していた。
今後は練習拠点の米フロリダ州へ戻り、回復に努めながらリハビリに取り組む。