警視庁「リオ合同パレード」に過去最大規模の雑踏警備 ドローン迎撃部隊も
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警視庁は7日のリオ五輪・パラリンピックメダリストの合同パレードで、雑踏警備としては過去最大規模の動員をし、テロに備えて警戒に当たった。
沿道には警察官や民間の警備員を多数配置した。周辺のごみ箱は全て撤去。パレード前に警備犬が植え込みやビルの陰に不審物がないか調べた。車両突入を防ぐため、主要交差点は大型バスなどでふさいだ。沿道では警視庁本部に生の映像を送信するウエアラブルカメラを装着した50人以上の警察官も巡回した。
バスには警察官も同乗。上空からはヘリの空撮で沿道や周辺のビル屋上に不審な動きがないか注意を払った。小型無人機ドローンの違法な撮影などに備え、捕獲する迎撃ドローンの操縦部隊や、テロの初動対応に当たる特殊部隊を付近に配備した。