木村沙織 今季限りで引退 自身のブログで発表ビーチバレー転向は否定

 日本のバレーボール女子初の4大会連続五輪出場を果たした木村沙織(30)=東レ=が10日、自身のブログで今季のプレミアリーグをもって現役を引退することを発表した。

 友人や周囲から「ビーチやるの?」「引退するの?」との声があったことを明かした上で「今年で50周年を迎えるVリーグ。ここを自分のバレーボール人生最後の場所にしたいと思います」と、決意をつづった。プレミアリーグ女子は29日に開幕し、来年3月まで行われる。東レの初戦は30日のPFU戦。

 東京・下北沢成徳高に在学していた04年にアテネ五輪に初出場した木村は、日本の中心選手に成長し、12年ロンドン五輪では銅メダル獲得に貢献。主将を務めた今年8月のリオデジャネイロ五輪では、準々決勝で敗退した。試合後、進退については明言を避けたが、仲間たちには「紗理那(古賀)をよろしくね」と次期エース候補の名前を出し、仲間たちに思いを託していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス