貴乃花親方イケメン長男「相撲の1番はお父さん」と靴職人の道へ
大相撲貴乃花親方の長男で靴職人となった花田優一さん(21)が12日、フジテレビ系「ノンストップ」のインタビューに答え、相撲ではなく靴職人を選んだ理由などを赤裸々に語った。
花田さんは、父・貴乃花親方によく似たイケメンで、落ち着いた口ぶりも父そっくり。1995年に花田さんが生まれた時は、待望の2世誕生に角界入りも期待された。だが「そこにわざわざ入ろうとは思わなかった」と、最初から角界入りは視野にはなかったという。「相撲の中での1番は、自分の中ではお父さんしかいないから」と、父を超えることはできないと考えていたようだ。
そんな中、小学校一年生のときにイタリア・フィレンツェに家族旅行をしたときに、数多くの職人たちを目の当たりにして人生が決まった。「カッコいい。少年の憧れだった」と職人に仕事風景に魅せられた。花田さんは「どの世界にいっても1番にならなければいけない。1つの道を諦めない」ということを、父の背中を見て学んでいたといい、父が大相撲に入門したのと同じ15歳で米国留学へ。そして18歳で靴職人になると決心して、フィレンツェに修行に旅立った。
「よくどうして靴職人に?と聞かれるが、恋人に惚れるような感覚。どうして好きになったの?と言われても答えられない」と説明。3年の修行を終えて昨年帰国し、現在は完全オーダーメードの靴職人として働いている。仕事を開始するに当たっては両親からの援助は一切無し。「両親に覚悟を魅せるのが筋だと思った。父からは仕事をなめるなよと。いつも通り口数少なく(励まされた)」と笑顔を見せていた。