春日山後援会 相撲協会に辞任勧告「撤回の嘆願書」提出 春日山部屋存続の要望書も
大相撲の春日山親方(元幕内浜錦)が、日本相撲協会から春日山部屋の師匠としての辞任勧告を受けたことに対し、同部屋後援会の関進会長らが17日、撤回を求める嘆願書を協会に提出した。
関会長によると、嘆願書には2798人が署名した。春日山親方は引き渡しを巡って先代親方と係争中の年寄名跡証書を現時点で所有していないことや、9月の秋場所中に部屋を訪れていないことで不適格と判断されて勧告を受けた。
相撲協会の鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)は「嘆願書は受け取った。各理事には報告する」と述べるにとどめた。
この日は川崎市の福田紀彦市長も、春日山部屋がこれまで通り同市で存続するよう求める要望書を相撲協会に提出した。