「ラグビー観が二つか三つ進んでいた」。死去した平尾誠二さんと高校、大学、社会人とともにプレーした学校法人芦屋学園(兵庫県芦屋市)の理事長大八木淳史さん(55)が20日、同市で記者会見し、「日本のラグビー界にとって損失だ」と亡き友を悼んだ。
日本代表を率いた平尾さんが多くの外国人選手を起用したことに触れ「批判は多かったが、ラグビーが好きで集まったら、同じチームという考えだった」と振り返った。
「今では外国人が桜のジャージーを着て戦っても、違和感はない。ようやく日本のラグビーも平尾に追いついてきた」とたたえた。