山口2大会連続V「自信を持ってプレーできた」
「バドミントン・デンマーク・オープン」(23日、オーゼンセ)
各種目の決勝が行われ、女子シングルスは山口茜(19)=再春館製薬所=が今月2日閉幕の韓国オープンに続いてスーパーシリーズで2大会連続の通算3勝目を挙げた。リオデジャネイロ五輪で8強入りした世界ランク10位の山口は第1ゲームを落としたが、続く2ゲームを奪って同6位の戴資穎(台湾)を破った。
山口が着実な成長を結果で証明した。スーパーシリーズで2連勝し「自信を持ってプレーできている」とほほ笑んだ。
準決勝でリオ五輪金メダルのカロリナ・マリン(スペイン)を倒し「手応えを感じた」と胸を張る。決勝は、第1ゲームを落としても動じなかった。体を投げ出すようにして強打を拾い、勝負どころで強烈なスマッシュをたたき込んだ。「体の動きがいいので自然と楽しめている」。持ち前のフットワークでコートを走り回った。
東京五輪について「まだ意識できない」とさらり。浮かれずに一歩ずつ前進する。