坂本花織ノーミスV「波に乗れている」全日本ジュニアもV狙う
「フィギュアスケート・西日本選手権」(29日、京都アクアリーナ)
ジュニア女子フリーが行われ、12月のジュニア・グランプリファイナル(マルセイユ)に出場する坂本花織(16)=神戸ク=がフリーでもトップの127・34点をマークし、合計193・59点で優勝した。世界ジュニア女王の本田真凜(15)=大阪・関大中=は合計186・34点で2位。紀平梨花(14)=関大KFSC=が3位に入った。
ショートプログラム(SP)首位の坂本がノーミスの演技で優勝した。冒頭の3回転フリップ-3回転トーループを高さのあるジャンプで決めると、勢いに乗って滑りきり、小さなガッツポーズが飛び出した。スタンディングオベーションも起き「波に乗れているので、このまま全日本ジュニア(11月18日~、札幌)で優勝したい」と先を見据えた。