全日本スキー連盟は1日、冬のシーズンの本格開幕を前に東京都内で有力選手の記者会見を開き、ジャンプ男子で44歳の葛西紀明(土屋ホーム)は来年2月に開幕する世界選手権を見据え「自信を持って金メダルを目指したい」と意気込んだ。日本チームの愛称が「SNOW JAPAN(スノー・ジャパン)」に決まったことも発表した。
ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子で総合2連覇を狙う高梨沙羅(クラレ)は「気を引き締めてやるべきことに集中したい」と気合を入れた。複合の渡部暁斗(北野建設)は5月に骨折した左手も完治し「順調に仕上がっている。攻めるレースをしたい」と前向きだった。