伊調、進退「まだ」 結婚も出産も選択肢に

 リオ五輪で五輪全競技を通じて史上初の4連覇を達成したレスリング女子58キロ級の伊調馨(32)ら、ALSOKに所属する日本代表選手の報告会が1日、大阪市内のホテルで行われた。伊調、柔道女子70キロ級金メダルの田知本遥(26)、レスリング男子グレコローマンスタイル59キロ級銀メダルの太田忍(22)ら同社所属の8選手が参加した。

 進退を保留している伊調は、国民栄誉賞を受けたこともあり「やらなければならないこと、伝えていかなければならないことがある」と責任感を口にした。今後の選択肢には「結婚も出産も」と人生設計も含まれ、「まだ(考えが)まとまっていない」と言う。選手として20年東京五輪を目指すことについても「最低でも1、2年前にはそちらの方向へ行かないと。まだその覚悟はできていない」と話した。

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