松本薫、東京五輪は「ママでも野獣」で頑張る 1年休養へ
1日に帝京大時代から8年間、交際してきた料理人の一般男性との婚姻届を提出した、2012年ロンドン五輪柔道女子57キロ級の金メダリストで今年のリオデジャネイロ五輪でも同級で銅メダルを獲得した松本薫(29)=ベネシード=が2日、都内の所属先で会見に臨んだ。今後については20年東京五輪を目指すことを明言。出産も希望しており「ママでも野獣で頑張りたい」と語った。
テレビカメラ15台以上、報道陣約80人が集まる中、白シャツに黒のスーツ姿で現れた松本は開口一番、「すいません芸能人でもないのに申し訳ないです」と恐縮していた。お相手の男性は大学時に柔道部の後輩を通じて知り合ったという。11月1日に入籍した理由は「付き合った記念日で(今年が)大安だったから」と示し、「ぞろ目に縁があるね」と語り合ったという。
プロポーズは4月4日。「俺には薫しかおらんし、薫には俺しかおらんから結婚して下さい」だったと照れながら明かした。「はい」と返事したが、リオ五輪を控えていたため、入籍は五輪終了後となった。この日は松本自身が描いたという相手男性の似顔絵も披露。「鼻が高くてきれいです。鳥に似ています」とおのろけも。相手の名字も松本姓で「これからも松本薫でよろしくお願いします」と語った。
会見では結婚後も柔道を続けるかとも問われた。「妻になっても(柔道では)野獣です。東京目指して頑張ります」、「(東京)オリンピックまで間に合う年というのがあるので、最初の1年は休養するって言ってるんですけれども、その間に子どもができたら『ママでも野獣』で、できなかったら『妻でも野獣』で頑張りたいと思います」などと語った。
また相手が浮気したらの問いには「離婚です!それは籍入れる前から話した。結婚は私にとってハッピーじゃなく覚悟だと思います」とキリリ、野獣の目を光らせていた。