社会人野球、ヤマハが初優勝 接戦制し日通下す

 第42回社会人野球日本選手権最終日は8日、京セラドーム大阪で決勝が行われ、ヤマハ(静岡)が日本通運(埼玉)を3-2で下し、23度目の出場で初優勝を果たした。

 日本楽器として出場した1985年以来、3度目の決勝に臨んだヤマハは六回、敵失で先制した後、河野の2点二塁打でリードを広げた。先発の池田駿は八回途中1失点と好投した。

 日本通運は七、九回に1点ずつ返したが、及ばずに2度目の優勝を逃した。

 最高殊勲選手は池田駿、敢闘賞は浦部(日本通運)が選ばれた。大会史上2、3人目の無安打無得点試合を達成した加賀美(JR西日本)と猿渡(大阪ガス)には特別賞が贈られた。

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