ジョコビッチ試合後会見で地元記者と言い争い
「男子テニス・ATPツアーファイナル」(13日、ロンドン)
シングルスの1次リーグB組で世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は同9位のドミニク・ティエム(オーストリア)に6-7、6-0、6-2で逆転勝ちし、大会5連覇へ白星発進した。世界4位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は6-3、6-4で世界6位のガエル・モンフィス(フランス)にストレート勝ちした。年間成績上位8人が出場。1次リーグは2組に分かれて総当たりで争われ、各組上位2人が準決勝に進出する。
ジョコビッチが試合後の会見で、地元記者と言い争いになった。ティエムを相手に、タイブレークの末に落とした第1セットの途中、イライラしたジョコビッチがボールをコートにたたきつけた。
このことについて地元記者が「観客に当たっていたら大変なことになっていた」と詰問。ジョコビッチは「そうかもしれないが、この(屋内)アリーナに雪が降るぐらいの確率だ」と反論するなど、しばらく激しい言い争いとなり、場内は騒然となった。