リオ銀メダリスト・ケンブリッジ飛鳥がプロ転向へ 海外に練習拠点移す考えも
リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得したケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム=がプロに転向する意向であることが25日、分かった。関係者によると年内に所属先のドームを退社し、練習の拠点を海外に移す考えもあるという。
ジャマイカ人の父を持ち、東京高、日大を経て、4月にドームに入社。100メートルでは5月に10秒10をマークし、6月の日本選手権を初めて制した。初出場だったリオ五輪では準決勝に進出した。
プロになれば複数の企業の支援を受けることができる。陸上界では過去に男子400メートル障害で日本記録保持者の為末大氏がプロに転向したほか、体操男子の内村航平(コナミスポーツ)もプロになることが明らかになっている。