鶴竜が7場所ぶり3度目の優勝

豪栄道(左)を上手出し投げで下し優勝を決めた鶴竜=福岡国際センター(撮影・開出牧)
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 「大相撲九州場所・14日目」(26日、福岡国際センター)

 横綱鶴竜(31)=井筒=が、豪栄道に上手出し投げで勝ち、昨年秋場所以来7場所ぶりの3度目の優勝を決めた。

 2敗で鶴竜を追っていた日馬富士が白鵬に小手投げで敗れたため、1敗を守った鶴竜が千秋楽を待たずに賜杯をつかんだ。

 立ち合い、両者の息が合わずに2度の待ったがあったが、鶴竜は「心がぶれないように自分の相撲を取ろうと集中しました」と振り返った。

 豪栄道には鋭い踏み込みから立ち合いは押し込まれたが、うまく体を切り返して、最後は出し投げで勝利。「気持ちと身体がうまく噛み合わなくて苦しい時期もあったが、こうして優勝できてうれしく思います」と安堵の表情を浮かべていた。

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