北京五輪メダリストが子供たちと触れ合いイベント 石井一久氏も参加

 北京五輪の陸上男子4×100メートルリレーで銅メダルを獲得した高平慎士(32)と塚原直貴(31)が27日、千葉市内で行われたキッズイベント「イオンモール×よしもとキッズプロジェクト 笑って!走って!全国横断かけっこツアー! supported by JAAF」に参加した。

 吉本興業が子ども向けに立ち上げたプロジェクトで、さまざまなジャンルにおける「一流」を体験。技術や知識を向上させる場、夢を持つ機会を提供することを目指している。今回のイベントは、公益財団法人日本陸上競技連盟(JAAF)と連携した。

 北京五輪のリレーで人類最強のウサイン・ボルト(ジャマイカ)と同じ第3走者だった高平は「同じ舞台に、ボルト選手がいたんですよ。どんだけ早く(第2走者が)来ても、自分の仕事をしなきゃやばかった」と当時の心境を振り返った。

 トークショー後には、高平と塚原によるかけっこ教室も実施。会場には、北京五輪のリレー銅メダル時のバトンと、今年のリオ五輪の4×100メートルリレーで銀メダルを獲得した際のバトンが初めて同時に陳列された。

 また、元プロ野球選手で吉本所属の石井一久氏(43)と斎藤隆氏(46)も参加。現在サンディエゴ・パドレスでチーム運営を学んでいる斎藤氏は、メジャーでのキッズプロジェクトの取り組みを語り、「こうやって来ていただいてるお客さん、ファンの方々をいかに大事にするかっていうのが重要なこと」と解説した。

 吉本興業のスポーツマネジメント部でエグゼクティブプロデューサーを務める石井氏は「いろんな競技の方に協力していただけるというのもあるので、いろんなことをやっていきたい。イベントが終わった後も、根付いていけるようなものを作っていきたいと思います」と宣言した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス