小平がW杯500mで優勝 敵なしの強さ!出場4戦全勝
「スピードスケート・W杯」(9日、ヘーレンフェイン)
女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が37秒69の好記録で優勝した。今季ここまで出場した4レースで全勝となった。辻麻希(開西病院)が37秒97で3位。郷亜里砂(イヨテツク)は7位、神谷衣理那(高堂建設)は13位だった。
団体追い抜きは高木美帆(日体大)佐藤綾乃(高崎健康福祉大)高木菜那(日本電産サンキョー)で組んだ女子が2分59秒51で2連勝を飾った。中村奨太(ロジネットジャパン)ウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)土屋良輔(専大)の男子は4位だった。
今季、この種目負けなしの小平が37秒69の好タイムで、またも表彰台の中央に立った。同走した世界記録保持者、李相花との争いに完勝した。100メートルの通過は、スタートダッシュが武器の強敵と互角の10秒4。この後は小平がぐんぐん加速して突き放し、低地リンクでの自己ベストという記録をマーク。「成長した姿を見せられて良かった」と喜んだ。