バルセロナ銀メダリスト溝口氏「講道館は遅刻許さない」プーチン大統領へ“指導”
92年バルセロナ五輪銀メダルの柔道家・溝口紀子氏が16日、TBS系「ひるおび」に出演。15日に来日したロシアのプーチン大統領が16日夕方に柔道の総本山・講道館を訪れる予定であることに触れ「講道館は遅刻、許しませんよ」と、来日時から遅刻しているプーチン氏へ“指導”を言い渡した。
番組では15日に来日したプーチン大統領の人となりなどを紹介。その中で、大の柔道愛好家である大統領が2000年9月の来日時に講道館を訪れ、巴投げなどを披露した映像も紹介した。
これを見た溝口氏は「慣れていますね。巴投げのような捨て身技、普通やらないです」と感嘆。「しかも、普通の巴投げではなく、横から入る巴投げで、かなり練習して講道館に乗り込んでいる。私より練習しているなと思った」と、巴投げの完成度に舌を巻いた。
今回も講道館訪問が予定されているが「今回はどうですかね、見せますかね」と溝口氏もワクワクの様子。だが、プーチン大統領が来日時にいきなり3時間近く遅刻したことから「講道館は遅刻は許しません」と断言。「遅刻したら段位剥奪…これは冗談ですけど、それぐらい厳しい」と、遅刻厳禁を呼びかけた。