東海大仰星 初の連覇へ魂の144回スクワット

部員144人による144回の手つなぎスクワットを行う東海大仰星フィフティーン
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 「全国高校ラグビー・決勝、東海大仰星-東福岡」(7日、花園ラグビー場)

 同校初の連覇を目指す東海大仰星(大阪第1)は6日、大阪府枚方市の同校グラウンドで練習を行った。今年は恒例の“出陣式”であるスクワットを総勢144人で計144回を行い、高校3冠がかかる東福岡撃破へ心を一つにした。

 調整とはほど遠い。ミーティング1時間、グラウンドで3時間半とみっちり行われた練習後、主将のフランカー山田生真(3年)が「心一つに一人1回行きましょう!」と声をかけた。部員、マネジャー、中等部部員らが手をつないで巨大な円陣を組む。「イチ!」と山田がスクワットをスタート。最後の一人が顔をゆがませて「144!」と叫ぶと大歓声が上がった。

 湯浅大智監督は「ほんとバカ。これで(決勝で)走られへんかったら怒るからな!」と苦笑いで“お説教”。しかし、少しでも疲労を回復したい中で「全員1回」を発案した山田は「逆にプラス。(メンバーは)144人の思いを背負って勝たないとと思う。スクワットで心が一つになった」と力説していた。

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