“ダブルコバチ”の畠田好章氏の娘たちも参加 東京五輪特別強化トライアウト
体操女子の20年東京五輪を見据えた特別強化トライアウトが8日、都内で行われ、バルセロナ、アトランタ両五輪代表の畠田好章氏を父に持つ畠田瞳(16)、千愛(12)姉妹らが参加した。
父も見守る中、姉の瞳はオールラウンダーらしく安定感あふれる演技でアピール。妹の千愛はタントラで4回ひねりを披露するなど難度の高い技で魅せた。ともに目標は20年東京五輪。瞳が「4年後はすぐに来る。しっかり舞台に立てるように頑張りたい」と話せば、千愛も「しっかり代表に入って、いい結果を出したい」と、意気込んだ。
父は「ダブルコバチ」など画期的な大技でも沸かせた名選手だった。娘たちも「誰もやってないような技をやってみたい」(瞳)、「みんながビックリするような選手になりたい」(千愛)と、目を輝かせた。