御嶽海が日馬富士撃破!長野県出身金星は62年ぶり快挙
3枚
「大相撲初場所・2日目」(9日、両国国技館)
前頭筆頭の御嶽海が結びの一番で横綱日馬富士を寄り切って初金星を手にした。長野県出身力士の金星は1955年1月場所初日に大昇が横綱栃錦から挙げて以来、62年ぶりの快挙となった。
食らいついた右まわしを決して離さず。投げられても体を寄せて、耐え切った。「うれしいです。思い切っていきました。(投げに)崩されないよう、体を寄せて(いこうと思った)。それしかないです」と声を弾ませていた。
前日の初日は大関豪栄道を撃破しており、連日の大物食いを果たした。3日の相手・横綱白鵬にも、この勢いに乗ってぶつかっていく。
敗れた日馬富士は、通算30個目の金星配給で、歴代単独10番目に多い記録となった。「終わったことは変えられない。また明日の一番集中して頑張ります。一生懸命頑張った結果だから正直に受け止めないと」と結果を受け止め場所を後にした。