錦織、古傷の左臀部痛再発も全豪問題なし
8日までの男子テニスの今季開幕戦、ブリスベン国際シングルスで準優勝した錦織圭(日清食品)が9日、シドニーで行われたイベントに出席し、決勝で痛めた左臀部(でんぶ)の状態について「まだ、痛みがある。2、3日は休んで、練習を始める」と話し、四大大会初制覇を目指す全豪オープン(16~29日・メルボルン)に向けては「(影響は)多分ない」との見通しを示した。
錦織は9日夜にラファエル・ナダル(スペイン)らとともにシドニーのエキシビション大会に臨む予定だったが「100パーセントのプレーができない状態。けがの(悪化の)恐れもある」と出場を辞退した。グリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)にフルセットで敗れた決勝の第2セットで左臀部に痛みを感じ「前にもあったやつ」と古傷が再発したという。