田中&畠山が“師匠”エディーを語る
ラグビー日本代表SHの田中史朗(32)=パナソニック=と、プロップ畠山健介(31)=サントリー=が15日、都内で行われた都内で行われたWOWOWの「ラグビー欧州6カ国対抗戦『シックス・ネーションズ』まるわかりスペシャル!!」の公開収録にゲスト出演。2月4日に開幕する同大会に出場するイングランドのエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(56)について語った。
2人は15年のW杯に日本代表として出場。南アフリカ戦とサモア戦ではともに先発出場し、勝利に貢献した。当時の日本代表を率いていたエディーHCについて、畠山は「エディーは必ずしも、全てのチームでも同じ指導法をとるわけではない」と解説。「その国、そのチームで、特性を見てどういった指導が力を伸ばすかというのを見極めるコーチングスキルがすごい長(た)けている方だと思う」と話した。
その上で「恐らくイングランドでは日本と違うやり方で強化されている」と推測。イングランドは15年W杯で、8度目の出場にして初めて8強入りを逃した(1次リーグ敗退)だけに、「もう一度W杯で失ってしまったプライドを取り戻させている段階なのかなと。激しさを取り戻させるというところに注目してます」と見どころを口にした。
田中も「ほとんど言われてしまいましたが、一緒ですね」とエディーの特徴については同意。さらに「エディーの前までのイングランドはちょっと雑な感じがあったんですけど、今は規律がしっかりしてて、チームとして戦っているという印象がある」と、その指導力の高さを指摘していた。