ジョコビッチ 2回戦敗退も勝者称える「勝負どころで彼が良かった」

 男子シングルス2回戦で、デニス・イストミン(左)に敗れたノバク・ジョコビッチ=メルボルン(共同)
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 「テニス・全豪オープン」(19日、メルボルン)

 男子シングルス2回戦で、3連覇と7度目の優勝を目指していた第2シード、世界ランク2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が2回戦で、同117位のデニス・イストミン(ウズベキスタン)に6-7、7-5、6-2、6-7、4-6とフルセットの末に敗れる波乱が起きた。ATPツアー公式サイトは勝者をたたえるジョコビッチのコメントを伝えている。

 第1セットを落としながらも、第2、第3セットを連取したジョコビッチは、続く第4セットをタイブレークの末に落とし、第5セットも競り負けた。「彼は勝利に値する。間違いなく、勝負どころで彼の方が良かった。積極的に攻撃的にプレーしていた。サービスも良く、正確で、僕にできたことはそんなになかった」と脱帽した。

 イストミンとは過去5戦全勝だったが、この日はダブルフォールトが9回。相手のプレーに影響されない形でのミス(アンフォーストエラー)が相手の61回に対して72回と乱れた。試合を通じての総獲得ポイントはジョコビッチの193に対してイストミンが186と上回っているため、タイブレークなど勝負どころでポイントを落としたことが勝敗を分けたと言える。

 ジョコビッチは「もちろん、自分のパフォーマンスは全体的に喜ばしいものじゃなかったですけど、今日は相手をたたえないといけません」と自身に対しての悔しさをにじませながらも、イストミンへの賛辞を送った。

 08年に大会初優勝を果たし、11年、12年、13年、15年、16年と過去6度優勝していた。3回戦に進出できなかったのは、初戦(1回戦)で敗れた06年以来。

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