錦織が16強入り、4回戦へ進出 ラツコにストレート勝ち
「テニス・全豪オープン」(20日、メルボルン)
男子シングルス3回戦が行われ、第5シードで世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が、予選から勝ち上がった同121位のルカシュ・ラツコ(スロバキア)を6-4、6-4、6-4のストレートで破り16強入り。6年連続の4回戦進出を果たした。
四大大会の男子シングルスは5セット方式で3セットを先取した方が勝者となる。
コイントスで錦織が選択権を獲得し、試合は錦織のレシーブで始まった。第1セットは互いがキープを続けた3-3での第7ゲームで、錦織が最初のブレークに成功し、5-4で迎えた第10ゲームをキープして、このセットを取った。
第2セットは錦織が第1ゲームをブレークした後に、雨で屋根がすべて閉められた。錦織は第3ゲームもブレークに成功。5-2での第8ゲームはこの試合で初めてブレークを許したが、5-4での第10ゲームをキープした。
第3セットは1-1での第3ゲームで、錦織がブレークポイントからフォアハンドでの連続ミスでラツコにキープされた。しかし、2-2での第5ゲームではフォアハンドでのリターンエースでブレークに成功。5-4での第10ゲームをキープして決着をつけた。
錦織は1、2回戦を日中のハイセンス・アリーナで戦ったが、この日はマーガレット・コート・アリーナで夜の試合となった。