パナソニックが決勝進出、ヤマハ発動機に快勝
「ラグビー日本選手権・準決勝、パナソニック36-24ヤマハ発動機」(21日、花園ラグビー場)
第1試合で今季のトップリーグ3位のパナソニックが同2位のヤマハ発動機を破り、29日の決勝(秩父宮ラグビー場)に進んだ。
パナソニックは第2試合で戦う、トップリーグ優勝のサントリーと8年連続学生No.1の帝京大の勝者と決勝で対戦する。
パナソニックのゲームキャプテン、FL布巻は、「実力はほば変わらないチーム同士なので、自分たちは開幕戦で敗れていたので、やりがいのある試合だった。スクラムでは8人が一つのチームになって組んだ。(ターンオーバーは)タックル後のサポートが今日のテーマだった。(シーズン終盤で)だんだん調子が上がっている。(決勝では)いつも通りしっかり準備をして、自信を持っていけるようにしたい」と語った。
パナソニックは前半10分、WTB福岡のトライ(SO山沢のゴール成功)で7-0と先制。直後の12分にもCTB林のトライ(ゴール不成功)で12-0。24分にもWTB山田のトライ(ゴール成功)で19-0とリードした。
ヤマハ発動機は前半28分にSH矢富のトライ(FBファンデンヒーファーのゴール成功)で7-19。パナソニックは35分にターンオーバーからのカウンターで福岡が左へトライ(ゴールも成功)を決め、26-7と再びリードを広げると、38分にもCTBバックマンのトライ(ゴール成功)で33-7とし、前半を終了した。
後半に入り、ヤマハ発動機は10分にWTB田中のトライ(ゴール不成功)で12-33。パナソニックは25分に山沢のPG成功で36-12とした。
ヤマハ発動機は後半30分にロック大戸のトライ(ゴール成功)で19-36。39分にもWTB伊東のトライ(ゴール不成功)で24-36と追い上げたが、そこまでだった。