「テニス・全豪オープン」（２２日、メルボルン）

　男子シングルス４回戦が行われ、第５シードで世界ランキング５位の錦織圭（２７）＝日清食品＝は、元世界ランク１位で第１７シードのロジャー・フェデラー（３５）＝スイス＝と対戦し、第１セットをタイブレークの末に７－６で奪った。錦織は勝てば３年連続４度目のベスト８進出となる。

　錦織は第１ゲームで、フェデラーのサービスをいきなりブレークすると、第３ゲームでもブレークに成功し、立ち上がりから４ゲームを先取した。しかし、フェデラーが積極的にネットに出だすと、様相が一変。第６ゲームこそキープしたものの、その後、相手に２度のブレークを許すなど、フェデラーに５ゲームを連取された。

　それでも、第１２ゲームのサービスをキープしてタイブレークに持ち込むと、このセットをものにした。

　フェデラーとは過去６度対戦し、錦織の２勝４敗で現在３連敗中。２０１５年のＡＴＰツアー・ファイナル以来の対戦で、四大大会で顔を合わせるのは初めて。