フィギュア三原舞依が高校V、世界選手権へ弾み SP2位から逆転
フィギュアスケートの高校選手権最終日が23日、宇都宮市スケートセンターで行われ、女子フリーは三原舞依(芦屋)が1位の124・08点、合計190・16点でショートプログラム(SP)2位から逆転優勝した。SP首位の坂本花織(神戸野田)はフリー2位の116・09点、合計183・58点で2位。岩元こころ(大阪薫英女学院)が3位に入った。
優勝した三原はSPに続いてフリーでも大きなミスなく演技を終え、「表彰台の一番上は思ってたよりも高くて驚きました」と笑顔。四大陸選手権(2月、韓国・江陵)や世界選手権(3月、ヘルシンキ)など大きな大会も控えるだけに「もっと迫力のある演技を目指したい」と高みを見据えた。
2位の坂本は演技後も落ち込んだ表情を見せ続けており「2位は悔しい」とがっくり。中盤の3回転フリップで転倒したが、その後はミスを引きずらなかったことから「すぐに切り替えられたのはよかった」と必死で前を向いた。