プロ内村航平に中村俊輔「ウチムラ」の新技を提案
体操男子の五輪金メダリスト・内村航平とサッカー元日本代表MFの中村俊輔(磐田)が25日、テレビ朝日系「報道STATION」(月~金曜、後9時54分)に対談形式でVTR出演した。
番組では中村から内村へ「自分だけのオリジナルの技を作らないのか?」と向けられ、内村は「作りたいですね」とポツリ。昨年のリオデジャネイロ五輪で男子日本代表となった5選手の中で、名前がついた技を持っていないのは自分だけだったと示し、「鉄棒で自分の名をつけたい。一番華がある種目」と話すと、中村は「6種目が平均して点が高い。これこそが『ウチムラ』という技だと思う」とリスペクトの言葉を送った。
体操界初のプロ選手となった内村は、「どういう姿であるべきか答えがない。競技を楽しんで結果がついてくれば一番いい。体操を広めて行く活動をしたい。サッカーと並ぶくらいメジャーにしたい」と話した。
一方で横浜Mを離れ、今季から磐田でプレーする中村は「この年(38歳)でこういう形で移籍するとは思わなかった。根本的に楽しさや喜びを求めてチームを変えた。選手として重要なことだった」と明かした。