【ロサンゼルス共同】2024年夏季五輪開催を目指す米ロサンゼルス招致委員会のケーシー・ワッサーマン委員長は25日までに共同通信の取材に応じ、既存施設の活用などを通じ現時点で53億ドル(約6千億円)の予算は開催決定後も「高騰しない」と自信を見せた。
20年の東京五輪の予算は、招致段階で国際オリンピック委員会に提出した立候補ファイルで7340億円と記載されたが、昨年12月に示された総予算の大枠は最大1・8兆円と大幅に膨らんだ。
ワッサーマン氏は、東京五輪の予算は「招致競争で勝つための案で実際に主催するための包括的な案ではなかったのだろう」と指摘した。