上地結衣が全豪オープン初優勝、2時間18分激闘制す 車いす女子シングルス
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「テニス・全豪オープン」(28日、メルボルン)
車いすの部・女子シングルスの決勝が行われ、世界2位、第2シードの上地結衣(エイベックス)が3連覇を狙う第1シード、世界1位のイエスカ・グリフィユン(オランダ)と対戦し、6-7、6-3、6-3で初優勝を果たした。試合時間は2時間18分という激闘だった。
グランドスラムタイトルは14年に獲得した全仏、全米に続く3つめ。残るウインブルドンで優勝すれば、生涯グランドスラム(キャリアグランドスラム)達成となる。
上地にとっては2年ぶり3度目の決勝進出となった。第1セットはタイブレークにもつれこみ、2-1から6連続ポイントを許して落としてしまった。
第2セットはリターンの第1ゲームから3ゲームを連取。お互いブレークしあう展開を制して6-3でものにした。
最終第3セットは2ゲームを連取されるスタートとなったが、第5ゲームから2つのブレークを含む5ゲームを連取した。