妹セリーナ、姉ヴィーナス下し2年ぶり7度目全豪V オープン化後最多4大大会23勝
「テニス・全豪オープン」(28日、メルボルン)
女子シングルス決勝が行われ、世界2位のセリーナ・ウィリアムズ(35)=米国=が同17位で姉のヴィーナス・ウィリアムズ(36)=米国=を6-4、6-4で退けて2年ぶり7回目の優勝を果たした。セリーナは4大大会の23勝目で、68年のオープン化以降ではシュテフィ・グラフ(ドイツ)を抜き単独1位となった。また、30日更新の世界ランキングで、セリーナの1位返り咲きが確定した。
姉妹のツアーでの対戦は28回目で、過去セリーナの16勝11敗だった。グランドスラムの決勝での対戦はセレーナが勝利した09年のウィンブルドン以来となった。
第1セットは第1ゲームがセリーナがブレークしたのを皮切りに交互に2ゲームずつブレークしあう展開となった。3-3からセリーナがブレークし、1ブレーク分のリードでこのセットを物にした。
第2セットは第1セットと違いお互いがサービスゲームをキープする。3-3で迎えたヴィーナスのサービスゲームで、セリーナがブレークに成功。試合の流れをつかんだ。