大阪国際Vの重友 一夜明け笑顔「正直ホッとした」

笑顔でレースを振り返る重友
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 8月の世界選手権(ロンドン)の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソン(29日、ヤンマースタジアム長居発着)を2時間24分22秒で制した重友梨佐(29)=天満屋=が一夜明けた30日、大阪市内で取材に応じ「筋肉痛はあるけど思ったより元気です。正直ホッとしている部分が大きい」と笑顔で振り返った。

 ロンドン五輪選考会を兼ねた12年大会以来5年ぶりの優勝を素直に喜んだ重友だが、昨年3月に発症した右足底筋膜炎の影響で十分な練習は積めなかった。目標だった自己ベスト(2時間23分23秒)更新はならず。「もっと上(のレベル)で戦おうと思ったら、後半もっと(タイムを)上げられる状態を作らないと」と満足はしていない様子だった。

 この優勝で世界選手権出場へ向けて前進しただけに、残りの選考会である名古屋ウィメンズ(3月)まで「できることをやりたい」と力強く話した。

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