稀勢の里フィーバー、節分会に6万8000人

白鵬と並んで福豆をまく稀勢の里(中央左)=千葉県成田市の成田山新勝寺(撮影・出月俊成)
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 大相撲初場所で初優勝し第72代横綱に昇進した稀勢の里(30)=田子ノ浦=は3日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われた節分会(せつぶんえ)に参加した。横綱白鵬(宮城野)、幕内遠藤(追手風)らとともに、豪快に福豆をまいた。

 19年ぶり誕生した日本出身横綱のフィーバーだ。大本堂前は人で埋め尽くされた。1回目の豆まきで4万人、2回目は2万8000人と計6万8000人は昨年の5万人を大きく上回った。

 新横綱は「自分だけじゃないけど、そういうところでやれるのは光栄。1人でも多くの人に豆を取ってもらいたいと思ってやりました。(風が)アゲンストでなかなか届かなかったけど。本当にありがたい」と感謝した。

 角界の顔として、横綱昇進後の初仕事。「ここ(新勝寺は)13年前から世話になり、変わらずに呼んでいただいている。横綱になったからではないけど、また相撲界のためにもやっていきたい」と話していた。

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