“ビーチの妖精”後継者候補の坂口佳穂「東京五輪を目指せるような選手になりたい」
ビーチバレーの坂口佳穂(20)が3日、神戸市のデイリースポーツ本社を訪れ、今季の目標を語った。JVAビーチバレーボールシリーズなど国内大会に参戦する坂口は「昨シーズンはなれなかったので、目標はベスト4」と目を輝かせた。
大学に進学してからビーチバレーを始めて3年がたつ。「2人での競技なんで、自分の結果がすぐに成績に結びつく。それに外でやるので開放感があり、DJがいたりエンターテインメント性が高く、やっていて楽しいし、見ていても楽しいと思う」とビーチバレーの魅力を熱く語った。
現在大学3年生。「卒業してからもビーチバレーをしたいので、就活より練習を優先していきたい」。オフシーズンの今も1日6時間近く、ウエートトレーニングを中心に練習を行っている。2月中には海外で合宿を行いシーズンに備える。
小麦色に焼けた素肌と笑顔が魅力の坂口は、“ビーチの妖精”浅尾美和さんが引退してから後継者としての期待も大きい。今季中の4強入りを目指すが、夢はもちろん東京五輪出場だ。「国内大会で優勝して、東京五輪を目指せるような選手になりたい」とトップアスリートを目指していく。
来社前には、神戸市の生田神社で行われた節分豆まき神事に参加。ボクシングの元世界3階級制覇王者・長谷川穂積氏らとともに約1500人の前で豆をまいた。「楽しかったです。おはらいもしてもらって、いい1年になるんじゃないかなと思った」と笑顔を見せた。