リオ銀メダルの飯塚翔太が100&200の二刀流挑戦 米国合宿に出発

 リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(25)=ミズノ=が3日、米カリフォルニア州ロサンゼルスでの合宿へ「スピードを上げて質の高い練習をしたい」とテーマを掲げ、成田空港発の航空機で出発した。

 今季は本職の200メートルだけではなく“二刀流”の100メートルへ、飯塚は「もちろんやりたい。まず自己ベスト更新、標準記録も」と10秒22の自己記録、さらに世界選手権参加標準記録の10秒12も視野に意気込む。「ストライドを1センチでも広げればかなり更新できる。今は100メートルを47歩半で走っているけど、46歩で行ければ200も楽に走れる」と1歩半の短縮、スピード向上が飛躍へのポイントだ。

 滞在先のカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)では静岡・藤枝明誠高時代から世話になっているジョン・フレイザーヘッドコーチとも再会予定で「メダルの報告をしたい」と心待ちにする。「去年の流れを保って活躍し、勝ってほしいと思われる選手になりたい」という飯塚の1年が本格始動する。

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